あなたは今、「やりたいことがあるのに、時間が取れない」と感じていませんか?
仕事も家庭もある。
周りの人との関係も大事にしたい。
それでも、自分の目標に向かう時間がほとんどない。
そんなふうに感じているなら、あなたは決して一人ではありません。
僕がこれまで1,300名以上の方とセッションをしてきた中でも、「時間さえあればできるのに」と口にする人はとても多いです。
でも、よく話を聞いていくと、本当に時間がないわけではないんです。
問題は、時間をどう設計しているかにあります。
今回は、目標達成できる人がどのように時間を使っているのか、そしてあなたが今すぐ取り入れられる具体的な方法をお伝えします。
目標に時間を使えないのは、能力ではなく「設計」の問題
「やりたいことがあるのに進まない」「気づいたら1日が終わっている」。
そんな日々が続くと、自分の意志が弱いのではないか、と感じてしまうことがあります。
でも、それは違います。
あなたの意志が弱いのではなく、環境が行動をサポートしていないだけです。
時間を設計していない状態では、どんなにやる気があっても日常の流れに飲み込まれてしまいます。
朝から会議、昼はメール対応、夜は疲れてスマホを見ているうちに1日が終わる。
このパターンを抜け出すには、「頑張る」ではなく、「設計する」ことが必要です。
たとえば、朝30分を確保して1日の計画を立てるだけで、その日1日の充実度がまったく変わります。
目標達成できる人は、こうした行動が生まれる環境を意識的につくっているのです。
目標達成できる人は時間の使い方が違う
時間を「使う」ではなく「投資する」
多くの人は「今、この瞬間をどう過ごすか」だけを考えます。
でも、目標達成できる人は、今日の1時間が未来にどう影響するかを意識しています。
つまり、時間を「使う」のではなく、「投資する」感覚で生きているのです。
たとえば、同じ1時間をSNSや動画視聴に使う人もいれば、1年後の自分の可能性を広げるための読書や計画づくりに使う人もいます。
この「未来を意識した時間の使い方」が、半年後、1年後に大きな差を生み出します。
これは我慢やストイックさの話ではなく、「今この1時間を、どんな目的のために使うか」を自分で選んでいるかどうか。
その選択の積み重ねが、人生をつくるのです。
「空いた時間」ではなく「確保した時間」で動く
もう一つの違いは、「時間ができたらやる」ではなく、「時間を先に確保する」ことを前提にしている点です。
目標達成できる人は、スケジュールの中に目標のための時間をあらかじめブロックしています。
それを「自分との約束」として扱うのです。
たとえ15分でも、決められた時間があることで「いつかやる」が「今やる」に変わります。
僕のクライアントさんの中にも、最初は「毎晩疲れて何もできません」と話していた方が、夜22時からの15分だけを確保するようにしてから、毎日少しずつ進めるようになりました。
やがてその15分が習慣化し、1ヶ月後には「やらないと気持ち悪い」と感じるほどになったんです。
時間は見つけるものではありません。
先に確保するからこそ、行動が生まれるのです。
目標に使う時間を生み出す3つのステップ
ステップ1.使途不明の時間を可視化する
あなたは昨日、どんなことにどれくらいの時間を使いましたか?
意外とすぐには答えられない人が多いと思います。
それがまさに「使途不明の時間」です。
スマホを触っていた時間、なんとなくの雑談、SNSチェック、これらを合わせると1日で1時間以上になることも少なくありません。
でも、その時間を少しでも「見える化」すれば、あなたの時間の使い方は大きく変わります。
おすすめは、1週間だけタイムログを取ることです。
紙でもアプリでもOK。
「何にどれくらい時間を使ったのか」を書き出すだけで、どこに無駄が潜んでいるのか、どの時間を生かせるのかが一目で分かります。
ステップ2.「やめること」を決めて余白をつくる
時間を増やすための最もシンプルな方法は、何かをやめることです。
でも、多くの人は「何をやめるか」を決めていません。
だからスケジュールが常にいっぱいになり、目標のための時間が埋もれてしまうのです。
僕がよく提案するのは、「一週間に1つ、やめることを決める」というルール。
たとえば、夜のテレビを30分短くする、意味のない会議を一度見直す、SNSのチェックを午前中だけにする。
こうした小さな「やめる習慣」が、確実に行動の余白を生みます。
そして、その空いた時間を「やりたいこと」ではなく、「やると決めたこと」にあてるのがポイントです。
ステップ3.先に予定に入れる(時間ブロック)
やることが明確になったら、それを「スケジュールに入れる」ことで初めて現実化します。
カレンダーの中に自分のための時間がブロックされていると、その時間は他の予定に奪われなくなります。
たとえば、「朝7時から15分だけ企画書の下書きをする」「夜22時から30分だけ資格勉強をする」など。
時間の長さではなく、「確保していること」自体が重要です。
ブロックした時間が積み重なることで、結果的に大きな成果につながります。
忙しい人でもできるタイムマネジメント実践法
ここからは、特に忙しいあなたにこそ取り入れてほしい、シンプルで再現性の高いタイムマネジメント法を3つ紹介します。
毎日同じ時間に取り組む
決まった時間に取り組むことで、脳が「これはやる時間だ」と覚え、自然に行動できるようになります。
同じ時間・同じ場所で繰り返すことで、意志力を使わずに行動が自動化されます。
小さく区切る
「1時間やらなきゃ」ではなく、「15分だけ」と区切ることで、行動のハードルが下がります。
行動のきっかけは最初の5分です。
動き出せば、意外と集中できるものです。
習慣化の仕組みをつくる
行動のトリガー(きっかけ)を設定しましょう。
「コーヒーを飲んだら勉強する」「昼食後は必ず3分の振り返りをする」など、日常動作とセットにすることで、無理なく続けられます。
これらを続けると、意識せずに自然と動ける状態になります。
やる気があるかどうかに関係なく、毎日少しずつ進み続けることができるのです。
目標達成できる人が守る時間の優先順位とは
成果を出す人は、常に「緊急ではないが重要なこと」に時間を使います。
これは、スティーブン・R・コヴィー博士が提唱した「第2領域」の考え方でもあります。
たとえば、学びの時間、健康を整える時間、人間関係を築く時間。
これらはすぐに成果が出るものではありませんが、長期的には大きなリターンを生みます。
逆に、緊急なことばかりに追われていると、いつまでも本質的な成長はできません。
つまり、時間をコントロールするとは、単に効率を上げることではなく、「何を優先するかを選ぶ力」を持つことなのです。
時間の使い方を変えると、自己効力感も上がる
時間を自分でコントロールできるようになると、「自分はやればできる」という感覚が生まれます。
これを心理学では自己効力感と呼びます。
自己効力感が高い人は、小さな成功を積み重ねることで自信を深め、さらに行動を続けられるようになります。
逆に、時間に追われてばかりいると、「どうせ続かない」「また失敗する」といった自己否定が強まり、行動が止まりやすくなります。
つまり、時間の使い方を整えることは、あなたのメンタルの安定にも直結しているのです。
時間を整える=自分を整える。
この感覚を持つことが、長く走り続けるための鍵になります。
まとめ:時間は空くものではなく、つくるもの
時間は、待っていても生まれません。
「何に時間を使うか」を自分で決めること。
それが、目標達成の第一歩です。
今日から、たった15分でも構いません。
あなたの未来をつくるために、その時間を確保してください。
小さな積み重ねが、やがて大きな変化をつくります。
そして、もう一度覚えておいてください。
時間は、誰かが与えてくれるものではなく、自分でつくり出すものです。
目標達成を加速させるヒント集





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