【決断力を高めるコツ】迷わず行動するための「意思決定の基準」の作り方

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「決断する時に、いつも迷ってしまう。どうしたらいいですか?」

先日のセッションで、こんな質問をいただきました。

詳しくお話を伺ってみると、どうやら「考えすぎて動けなくなる」という悩みを抱えているとのことでした。

これは、実は多くの人が経験していることではないでしょうか?

なぜなら、決断とは「未来への責任を取る行為」だからです。

そのため、迷ってしまうのは決して不思議なことではありません。

そこで、僕がお伝えしたのが――
「自分の中に意思決定の基準を持つこと」の重要性 です。

迷わないためのシンプルなルールとは?

例えば、僕の場合、初めての飲食店に行った際には、
「オススメメニューや期間限定メニューを選ぶ」
と決めています。

その理由は、選ぶ手間を省けるうえに、
お店の特色を知るのに最適だからです。

このように、 シンプルなルールを持っておくだけで、迷う時間がグッと減ります。

あなたの意思決定の基準は?

ここで、少し考えてみてください。

あなた自身には、どんな意思決定の基準がありますか?

もし「特に決まっていないかも…」と思ったなら、
まずは 日常の小さな決断からルールを作る のがおすすめです。

例えば、

  • お店のメニューを選ぶときは「メニュー表の一番上にあるものを注文する」
  • 忙しいときは「優先度の高いタスクを1つだけ完了させる」
  • 新しいことを始めるか迷ったときは「とりあえず3日間だけ試してみる」

このような シンプルなルールを持つことで、意思決定のスピードが格段に上がります。

決断のハードルを下げる「相談ルール」

セッションの中で、その方は

「誰かに『やってみたら?』と言われると行動できる」

とおっしゃっていました。

こういったタイプの方には、

「何人かに相談し、前向きな意見をもらえたら実行する」

といったルールを作るのも効果的です。

他人の意見をうまく活用し、自分を前に進めるきっかけにできます。

メリット・デメリットを書き出すシンプルな基準

また、決断に迷ったときは、
「メリットとデメリットを書き出す」 こともおすすめです。

例えば、

  • メリットがデメリットを上回ったら即実行
  • デメリットが大きい場合は代替案を考える

こうした具体的な基準があれば、
感情に流されることなく、冷静な判断が可能になります。

決断しないことも「ひとつの決断」

最後に、ぜひ覚えておいていただきたいのは、

「決断しないこと」も、実はひとつの決断である ということ。

迷っている間にも時間はどんどん流れていき、
結果的に選択肢が狭まり、

「あのときやっておけばよかった…」と後悔することもあります。

だからこそ、 事前に自分なりの意思決定の基準を持つ ことで、
迷いを減らし、効果的な行動につなげることができるのです。

まずは小さなルールから始めよう

決して、いきなり完璧な意思決定の基準を作る必要はありません。

小さなルールからで十分です。

もし今、何か迷っていることがあるなら、
今日からでも「ちょっとしたルール」を作って試してみてください。

あなたの意思決定がスムーズになり、
より良い未来へとつながることを祈っています。

まとめ|意思決定の基準を持てば迷いが減る

  • 決断とは「未来への責任を取る行為」だから、迷うのは自然なこと
  • 意思決定の基準を持つことで、迷う時間を減らせる
  • まずは小さな決断からルールを作るのがおすすめ
  • 相談やメリット・デメリットの書き出しなど、実践的な方法も有効
  • 決断しないことも1つの決断と理解し、行動に移すことが大切
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平土井 俊
この記事の著者

Time Creations代表。
プロコーチ。

のべ1000名以上の目標の実現、時間の使い方の改善、キャリアアップや独立支援をサポート(総セッション時間は1200時間を突破)。

電子書籍5冊の著者。

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