1. 「タスクの作り方がわからない」初心者の悩み
先日、僕のコーチングを初めて受けた方から、こんな相談をいただきました。
「タスクをどう作ればいいのか全く分からないんです。」
この方はビジネス書やタイムマネジメントのセミナーで知識を得たものの、自分の生活や仕事にどう落とし込むべきか悩んでいました。その結果、思いついたことを片っ端からこなそうとして非効率になってしまったとのこと。
そこで、僕が答えた以下の3つのポイントを今回シェアします。
- タスクリストの作成タイミング
- 効果的な書き方
- 紙とデジタル、どちらを選ぶべきか
2. タスクリスト作成のベストタイミング
仕事開始前 or 前日の終業時がベスト
タスクリストを作成するタイミングは、以下のどちらかがおすすめです。
- 仕事が始まる前(始業前)
- 会社を出る前(前日の終業時)
特におすすめなのは「前日の終業時」。その理由は2つあります。
- 忘れ防止
始業前にリストを作ると、前日に考えていたタスクを忘れてしまうことがあります。しかし、前日にリストを作っておけば、翌日スムーズに仕事を開始できます。 - 潜在意識を活用できる
前日にタスクリストを書き出すと、その内容が潜在意識に入り、翌日までの時間で自然に整理されます。例えば、家に帰る途中やお風呂の時間に「明日はこれをやらなきゃ」と無意識に準備が整うのです。
3. 効果的なタスクリストの書き方
箇条書き or 具体的な文章形式で行動を明確に
タスクリストの書き方は2つの方法があります。
- 箇条書き
要点だけを簡潔に書き出す形式。シンプルですが、具体性が足りず行動に移しづらい場合があります。 - 文章形式
「○○を××する」と、具体的な行動を明確に記述します。
例えば、
- 悪い例:「資料作成」
- 良い例:「プレゼン資料を作成し、上司に提出する」
文章形式にすることで、何をどうすれば良いのかが明確になり、リストを見た瞬間に行動に移せます。
4. 紙とデジタル:どちらを選ぶべき?
紙のタスクリストの魅力
デジタルツール(Googleカレンダー、LINE WORKSなど)は便利ですが、僕は紙をおすすめします。その理由は以下の通りです。
- 達成感を実感できる
紙に書いたタスクは、完了時にチェックを入れたり線を引くことで「やり切った感」を得られます。 - 全体像を把握しやすい
紙に書くと、1日のタスクを視覚的に把握でき、全体の進捗を確認しやすくなります。
デジタルツールの併用もアリ
僕はGoogleカレンダーでタスクを管理しつつ、マンスリーノートにも記録を残しています。これにより、1日の終わりに「今日はこれだけのことを達成した」と感じられ、次の日へのモチベーションも高まります。
5. 自分に合ったやり方で効率的な1日を
タスクリストを使ったタスク管理は、仕事を効率化し、ストレスを減らす大きな助けになります。次のステップとして、以下を試してみてください。
- タスクリストを前日に作る習慣をつける
- 行動が明確になるよう具体的な書き方を心がける
- 紙やデジタルツールなど、自分に合った方法を選ぶ
これを継続すれば、日々の仕事の効率が上がり、プライベートの時間もしっかり確保できるようになるはずです。
まとめ:タスクリストで充実した毎日を!
タスクリストの作成は初心者にとって最初の一歩です。今回紹介した方法を取り入れて、日々の業務をスムーズに進め、充実した1日を過ごしてみてくださいね。
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