達成できる目標設定3つのコツと5つの具体例

目標達成
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目標を立てても続かない。

頑張っているのに達成できない。

そんな感覚を抱えていませんか?

 

多くの場合、問題は「努力が足りない」ことではなく、目標の立て方にあります。

あなたがどれだけ意欲的でも、土台となる目標の設計がズレていれば、行動は途中で止まってしまいます。

 

この記事では、あなたが本当に行動を続け、仕事でもプライベートでも結果を出せるようになるための「達成できる目標設定の3つのコツ」と「5つの具体例」を紹介します。

自分の価値観に合った目標を立て、無理なく行動を積み重ねられるように、一緒に整理していきましょう。

平土井 俊
この記事の著者

Time Creations代表。
目標達成&時間戦略コーチ。

のべ1,300名以上のクライアントを対象に、目標実現、時間の使い方の改善、キャリアアップや独立支援をサポート。
総セッション時間は1,500時間を超える。

「本気で自分を変えたい人が、理想の生き方を現実にできるように」
という想いのもと、実践的な時間戦略と行動設計を指導している。

電子書籍『目標設定の教科書』をはじめ、
これまでに7冊を執筆。Amazonランキングで複数部門1位を獲得。

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なぜ多くの人が目標を達成できないのか

僕がこれまで関わってきた多くの人たちが共通してつまずいていたのは、「自分の中の納得感がないまま目標を立てている」ことでした。

職場では上司や会社の期待を優先し、家庭では家族の希望を優先し、気づけば自分の気持ちが置き去りになっている。

そんな状態では、どんなに立派な目標でもエネルギーは続きません。

 

たとえば、「資格を取らなければ」「もっと収入を増やさなければ」「痩せなければ」といった“義務感”の目標。

一時的には頑張れても、途中で息切れしてしまいます。

それは、心のどこかで「本当はそれをやりたいわけじゃない」と感じているからです。

 

また、「良い自分になる」「もっと頑張る」といった曖昧な目標も要注意です。

なぜなら、何をすればその状態に近づけるのかが不明確だから。

行動が具体化されていないと、いつまでも「動いているつもり」で終わってしまいます。

他人基準で立てた目標は続かない

他人の期待をベースにした目標は、短期的なモチベーションにはなりますが、長期的には自分を縛ります。

「上司に認められたい」「家族を安心させたい」など、思いやりのある動機ほど危険です。

なぜなら、他人の評価が得られなかったとき、自分の行動全体を否定してしまうからです。

 

一方で、自分が心から納得して立てた目標は、結果がどうであれ前向きに取り組めます。

たとえば「周囲の信頼を得るために早く結果を出す」ではなく、「自分の考えを整理し、より良い提案をできるようになる」という内側の目的に変える。

たったそれだけで、行動の質も継続力も変わります。

曖昧な目標は行動を迷わせる

曖昧な目標は、行動を具体化できず、何から手をつければいいのかわからなくなります。

たとえば「家族との時間を大切にする」という目標も、そのままでは漠然としています。

「週末は1日1回、家族全員で食事をとる」や「平日夜はスマホを見ずに10分だけ子どもと話す」といった形に落とし込んで初めて、行動に変わります。

 

抽象的な言葉は気持ちを高めてくれますが、行動を起こすには「行動レベルの設計」が必要です。

達成できる目標設定3つのコツ

目標設定のコツ1.自分の価値観に合った目標を立てる

まず最初に意識すべきは、自分が本当に望んでいることを明確にすることです。

人は、自分の価値観に沿ったことしか長く続けられません。

どんなに社会的に評価される目標でも、自分の中で「意味がある」と感じられなければ、モチベーションはすぐに薄れます。

 

たとえば、「上司に信頼されるリーダーになる」よりも、「自分が信じるやり方でチームの力を引き出せるようになる」方が、あなたらしいかもしれません。

また、プライベートなら「健康診断でA判定を取る」より、「体を動かすことを楽しめるようになる」の方が、続けやすいと感じる人もいるでしょう。

 

自分の価値観を明確にするためには、次の問いを自分に投げかけてみてください。

  • その目標が実現したとき、どんな気持ちになっていたいか?
  • もし誰からも評価されなかったとしても、それをやりたいと思えるか?
  • この目標は「やりたいこと」か「やらなければならないこと」か?

 

これらに答えるうちに、あなたが大切にしている「軸」が見えてきます。

その軸に沿って立てた目標は、途中でブレずに進めます。

目標設定のコツ2.具体的な行動レベルに落とし込む

どんなに価値観に合った目標でも、行動に落とし込まなければ意味がありません。

「人間関係を良くしたい」なら「週に1回、誰かに感謝を伝える」。

「自信をつけたい」なら「毎朝1つ、自分の行動を褒める」。

こうして行動に変換することで、初めて目標は現実になります。

 

目標を具体化するポイントは、次の3つです。

目標を具体化するポイント1.いつ・どこで・何をするかを決める

例:「英語を勉強する」ではなく、「平日の朝7時に、カフェで英語ニュースを20分聞く」と具体的に設定する。

このように、時間・場所・内容を決めておくと、行動が習慣になりやすくなります。

目標を具体化するポイント2.結果よりも行動を基準にする

「英語を話せるようになる」よりも、「毎日10分、英語で独り言を言う」といった“行動できたかどうか”で判断できる目標にします。

結果に一喜一憂せず、行動そのものに焦点を当てることで、継続が楽になります。

目標を具体化するポイント3.今の生活リズムに合う量にする

「1日3時間勉強する」など、理想だけで計画すると続きません。

最初は“無理なくできる量”から始めて、徐々に増やしていくのがポイントです。

1日10分でも、1週間続けば大きな変化のきっかけになります。

 

たとえば、「家の中を整える」ではなく、「朝の10分で机の上だけ片づける」。

「家計を見直す」ではなく、「週末に5分だけ支出を振り返る」。

行動の単位を小さくするほど、始めるハードルが下がり、継続の確率が上がります。

 

目標は大きくても構いません。

ただし、日々の行動は小さく、具体的にする。

この考え方が、達成への一番の近道です。

目標設定のコツ3.達成までの小さな区切りを設ける

長期目標は大切ですが、人は「成果が出るまでの時間が長い」と感じると挫折しやすくなります。

そこで重要なのが、小さな達成感を得られる設計です。

 

たとえば「3ヶ月で本を3冊読む」という目標を、「毎週1章ずつ読む」と区切る。

「半年で5kg減らす」なら、「1週間で体重を0.5kg減らす」。

このように小さく区切ることで、「進んでいる」という実感が得られ、行動を続けやすくなります。

 

また、週単位で「振り返りの時間」をとるのも効果的です。

達成できなかったことがあっても、反省ではなく「どこまで進めたか」を確認する。

小さな変化を認識することが、次の行動を生み出す原動力になります。

目標設定の5つの具体例

ここでは、実際に多くの人がつまずきやすい「ありがちな目標」と、それを達成しやすい形に変える方法を紹介します。

仕事・プライベートのどちらにも使えるので、あなた自身の目標と照らし合わせながら読んでみてください。

目標設定の具体例1.会社の評価に合わせた目標 → 自分の成長に沿った目標

悪い例: 売上を前年比120%にする
良い例: 顧客と信頼関係を深め、自然に成果を伸ばす

 

評価を得るための数値目標は、短期的にはモチベーションになりますが、やがてプレッシャーに変わります。

一方で、「自分がどんな働き方をしたいか」という視点から立てた目標は、行動の意味を感じやすく、長期的に継続できます。

 

たとえば営業職の人なら、「月の契約数を〇件にする」よりも、「お客様との面談で必ず1つ信頼を深める質問をする」といった行動ベースの目標の方が、自分の力を伸ばしながら成果を出せます。

また家庭では、「家族に感謝されるように頑張る」ではなく、「毎日1回、ありがとうを伝える」と決めるだけで、人間関係が驚くほど変わります。

目標設定の具体例2.抽象的な目標 → 行動ベースの目標

悪い例: リーダーシップを発揮する
良い例: 週1回、メンバーの話をじっくり聞く時間をとる

 

「リーダーシップを発揮する」という言葉は立派に聞こえますが、実際には何をすればいいのか分かりません。

行動に変換すると、目標が行動指針になり、成果を出すスピードが一気に上がります。

 

たとえば、家庭では「家族との時間を大切にする」よりも、「週末の朝食は一緒にとる」「夜10時以降はスマホを見ずに話す」と決めた方が、行動しやすく続けやすいです。

健康面でも同じで、「健康的な生活を送る」ではなく「毎朝10分ストレッチをする」「昼休みに10分歩く」と決めるだけで、日常が変わります。

 

抽象的な言葉ではなく、「今日から何をすればいいかが分かるレベル」にまで具体化することが大切です。

目標設定の具体例3.短期間に詰め込みすぎ → ペース設計型の目標

悪い例: 1ヶ月で資格合格
良い例: 3ヶ月で合格ラインまで進める計画を立てる

 

「早く達成したい」という気持ちは素晴らしいことですが、現実的なペース配分ができていないと、途中で燃え尽きてしまいます。

特に仕事や家事をしながら取り組む人は、最初の勢いよりも「続けられる設計」が重要です。

 

たとえば、資格勉強なら「毎日2時間勉強する」よりも、「平日は30分、休日に1時間集中する」と区切る。

ダイエットなら「1ヶ月で5kg減らす」よりも、「週に1回、夜のお菓子をやめる」といった小さな改善に置き換える。

継続できるペースを守ることが、結果的に最短ルートになります。

 

また、予定通りに進まない週があっても焦らず、「今週はこれだけできた」と記録することが大切です。

自分を責めるのではなく、積み重ねた事実を認める習慣が、長期目標を支える土台になります。

目標設定の具体例4.外的動機 → 内的動機

悪い例: 上司に認められるために/周りに良く見られるために
良い例: 自分の専門性を高めて自信を持つために/自分が心地よい生活をつくるために

 

誰かに評価されたいという気持ちは自然なことです。

ただ、それだけを軸にしていると、相手の反応次第でモチベーションが上下します。

他人の評価はコントロールできませんが、自分の納得感はコントロールできます。

 

たとえば、「上司に褒められるために早く資料を提出する」よりも、「自分が納得できる品質で仕上げたいから、早めに取りかかる」と設定すれば、ストレスが減ります。

またプライベートでも、「SNSで良いねをもらうために頑張る」より、「自分が心地よい生活を整える」ほうが、満足感が長続きします。

 

内的動機を見つけるには、「なぜ、それをやりたいのか?」を3回問いかけてみるのがおすすめです。

表面的な答えの奥に、本当の願いが隠れています。

目標設定の具体例5.曖昧な理想 → 明確な達成基準

悪い例: もっと良い自分になる
良い例: 毎晩寝る前に5分、1日の感謝をノートに書く

 

「良い自分になりたい」という思いは誰にでもあります。

ただ、どんな状態を「良い」と感じるのかが曖昧だと、いつまでも達成感を得られません。

そこでおすすめなのが、自分なりの達成基準を決めることです。

 

たとえば、健康面なら「なんとなく体調がいい日が増えた」ではなく、「週に3回ウォーキングをしたらOK」。

学びなら「本をもっと読む」ではなく、「1ヶ月に2冊読み終えたら次に進む」。

心の豊かさなら「もっと穏やかに過ごす」ではなく、「寝る前に感謝を1つ書く」。

自分で“できた”と確認できる基準があることで、毎日の小さな成功を感じられるようになります。

 

この積み重ねが、自己肯定感と行動エネルギーを高めていきます。

理想を描くだけではなく、「どうなったら達成なのか」を明確にしておくことで、行動のゴールが見えるのです。

正しい目標設定で行動が続く人になる

行動が続く人は、自分の中に「納得できる理由」を持っています。

それは、他人に説明するための理由ではなく、自分が心から納得できる理由です。

なぜそれをやりたいのか。

なぜ今、それを目指すのか。

その問いに答えられる人ほど、行動を継続できます。

 

もし今の目標に違和感を感じるなら、それは方向を見直すチャンスです。

自分の内側に意識を向けて、「本当に望むこと」を書き出してみてください。

そのうえで、行動を具体化し、小さなステップに分ける。

これを繰り返すうちに、自然と「続けられる人」になっていきます。

 

今日からできる一歩として、今の目標を書き出し、次の3つを確認してみてください。

  • その目標は、自分の価値観に合っているか
  • 行動レベルまで具体化されているか
  • 小さな区切りを設けられているか

 

これがすべてYESになったとき、あなたの行動は自然に続くようになります。

まとめ

達成できる目標設定のポイントは、次の3つです。

  • 自分の価値観に合った目標を立てる
  • 行動レベルにまで具体化する
  • 小さな区切りを設けて達成感を積み重ねる

 

目標は、仕事だけでなく人生全体を導く羅針盤です。

他人の期待ではなく、自分の望む生き方に向かって進むための道しるべとして、今日から見直してみてください。

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平土井 俊
この記事の著者

Time Creations代表。
目標達成&時間戦略コーチ。

のべ1,300名以上のクライアントを対象に、目標実現、時間の使い方の改善、キャリアアップや独立支援をサポート。
総セッション時間は1,500時間を超える。

「本気で自分を変えたい人が、理想の生き方を現実にできるように」
という想いのもと、実践的な時間戦略と行動設計を指導している。

電子書籍『目標設定の教科書』をはじめ、
これまでに7冊を執筆。Amazonランキングで複数部門1位を獲得。

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