「早起きの習慣を身につけたい」
「もっと運動したい」
「ブログを続けていきたい」
こうした習慣化したい目標があるなら、今回の話がきっと役に立つはずです。
習慣化の目標設定で気を付けるべきポイントとは?
習慣を定着させるためには、「目標が達成できているかどうかを明確に判別できるか?」という視点が非常に重要です。
なぜなら、習慣とは日々の積み重ねであり、基準を設けなければ「本当に続けられているのか?」の判断が難しくなるからです。
では、習慣系の目標がどのように異なるのか、「1回できたら完了する目標」と比較してみましょう。
1回完了型の目標 vs 習慣化の目標の違い
例えば、以下のような目標を考えてみてください。
- 「来年の1月1日までに起業する」
- 「今年の6月30日までに仕事に関連する書籍を20冊読む」
これらの目標は、達成基準が明確です。
- 「1月1日までに起業できたか?」 ⇒ YESなら達成、NOなら未達成
- 「6月30日までに20冊読めたか?」 ⇒ 読めていれば達成、読めていなければ未達成
このように、「1回完了型の目標」は達成がわかりやすく、次の新たな目標へと進むことができます。
しかし、「習慣化の目標」はこれとは異なります。
例えば、「早起きを習慣にする」という目標では、1日だけ達成できても意味がなく、継続してできるようになる必要があります。
習慣化のために「基準」を設定しよう
習慣化を目指す場合、「どのレベルまでできたら習慣化したと言えるのか?」を明確にする必要があります。
例えば、早起きの習慣をつけたい場合、以下のように基準を設けることができます。
早起きの習慣化の例
- 定義: 早起きとは 「5時30分~6時に起きること」
- 習慣化の基準: 「1ヶ月のうち、早起き率が80%を超えた月が3ヶ月続いたら習慣化とする」
- 早起き率の計算方法: 早起きできた日 ÷ その月の日数
例:
10日間のうち5日早起きできた場合 → 早起き率は50%
習慣化の目標を明確にするためのポイント
以下の2つのポイントを押さえておけば、自分が本当に習慣化できているかを確認しやすくなります。
1. 習慣の「定義」を明確にする
「早起き」とは、具体的に何時に起きることを指すのか?
「運動」とは、どの程度の時間や強度を意味するのか?
例:
- 早起き=「5時30分~6時に起きること」
- 運動=「週3回、30分以上のウォーキングをすること」
2. 「基準」を設定し、達成条件を明確にする
習慣化が成功したと判断できる具体的な基準を決める。
例:
- 1ヶ月の80%以上達成 × 3ヶ月連続
- 週3回の運動を6週間継続
世間の基準ではなく「自分の基準」を大切にしよう
習慣化の基準は、世間一般のものではなく、自分に合ったものを設定することが重要です。
他人と比較して「自分はまだまだだ…」と感じてしまうと、モチベーションが低下してしまいます。
あくまで、自分自身が継続しやすい基準を設定しましょう。
具体的な習慣化目標の設定例
<目標>
12月31日までに、早起きを習慣化する!
<達成条件>
- 5時30分~6時に起きれば「早起き」と認める
- 1ヶ月のうち、80%を超えた月が3ヶ月続いたら習慣化とみなす
<早起き率の計算方法>
早起き率 = 早起きできた日 ÷ その月の日数
(例:30日中24日早起きできた場合 → 80%達成)
まとめ:習慣化成功のカギは「基準」の明確化
- 習慣の「定義」を明確にする: 「何をもって達成とするのか?」を具体的に決める。
- 「基準」を設定する: 達成率や継続期間など、自分なりの評価基準を決める。
これらを明確にしておくことで、「自分が今どのくらい達成できているか?」がわかり、よりモチベーションを維持しやすくなります。
あなたも、ぜひ習慣化したいことがあるなら、自分なりの基準を明確にして目標設定をしてみてください!
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